藤波「切り替えないといけない。でも…」船木「これだけ集まることはこの先ない」

2022年10月15日 05:09

格闘技

藤波「切り替えないといけない。でも…」船木「これだけ集まることはこの先ない」
アントニオ猪木さんの葬儀に参列した(左から)武藤敬司、蝶野正洋、坂口征二相談役、藤波辰爾、藤原喜明(C)IGF  Photo By 提供写真
 【アントニオ猪木さん葬儀・告別式 】 猪木さんの愛弟子の船木誠勝は「“ありがとうございました”と、20歳で新日本プロレスを辞めてしまったことへの“申し訳ございませんでした”の2つ」と、感謝と謝罪で思いを表した。「これだけ新日本プロレスの選手が集まったので、喜んでいるんじゃないかな。これだけ集まることはこの先ないと思うので」と師匠をしのんだ。
 前日の通夜に続いて取材に応じた藤波は「気持ちはどこかで切り替えないといけない。でもまだ猪木さんがここにいるような気がする」と無念の思いを口にした。「最後は“ありがとうございました”しか言葉が出ませんでした」。師匠への感謝があふれ「もっとお話ししたかったですね」と別れを惜しんだ。

 《名セリフが再び 古舘実況音声も》新日本プロレスの中継番組「ワールドプロレスリング」の実況で数々の名セリフを残した古舘も、猪木さんに別れを告げた。関係者によると、告別式が始まる前に式場には、89年7月に猪木さんが参院選に出馬した際に古舘が応援実況したときの音声が流れた。参列者は、当時の猪木さんに思いをはせていた。

 《元妻倍賞美津子 葬儀に姿見せず》猪木さんの元妻で女優の倍賞美津子(75)は、通夜、葬儀とも斎場に姿を見せなかった。この日、出棺の際には2人の長女・寛子さんが遺影を持った。猪木さんと倍賞は71年に結婚。88年に離婚するが、その後も関係は良好だった。02年の新日本プロレス創立30周年記念興行の際には、倍賞がリングに上がって猪木さんに花束を渡していた。

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