力石政法「世界王者になれると思われる試合を」10・17大橋ジム移籍初戦 松本圭佑はV4戦VS中川公弘
2024年08月26日 16:40
格闘技
元WBC世界ライトフライ級王者でIBF世界同級2位の兄・矢吹正道(32=LUSH緑)は10月12日にIBF同級タイトルマッチで王者シベナティ・ノンシンガ(25=南アフリカ)に挑戦することが決まった。5日後の試合となる力石は「僕らの夢は同時に世界チャンピオンになること。兄が先にチャンピオンになれば、より僕も世界チャンピオンへの思いが強くなると思うので兄に期待している」と共闘を誓っていた。
日本フェザー級タイトルマッチ10回戦では同級王者の松本圭佑(25=大橋、11勝7KO)は同級5位・中川公弘(33=ワタナベ、18戦10勝5KO6敗2分け)の挑戦を受ける。4度目の防衛戦となる松本は「コンスタントに試合ができることをありがたく思う。課題として初心やハングリー精神を忘れず、世界に向けたアピールできるような試合をしたい」と拳を握った。
6月に行われた3度目の防衛戦ではフルマークの判定勝ちも、倒しきれず課題が残った。「自分が小さい頃、何を目指してボクシングをしていたかを考えた。偉大な先輩方の背中を見て、どういった方々が世界チャンピオンになってきたかをもう一度考えた」と自身の練習に取り組む姿勢や試合への思いを見つめ直してきた。
「ボクシング人生の中で初めて大きい舞台での試合。記念ではなく必ず(ベルトを)獲りにいく」と息巻く挑戦者に対し「自分のボクシングを貫いてまず勝つことを徹底したい」と表情を引き締めた。
興行はLeminoで無料生配信される。