武尊「負けられないプレッシャーある」 8カ月ぶり復帰戦でONE初勝利へ!「泥臭くてもいいから勝つ」

2024年09月24日 16:45

格闘技

武尊「負けられないプレッシャーある」 8カ月ぶり復帰戦でONE初勝利へ!「泥臭くてもいいから勝つ」
武尊(撮影・酒井卓也) Photo By スポニチ
 K-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者の武尊(33=team VASILEUS)が24日、オンライン取材に対応し、27日にタイのルンピニースタジアムにて開催される「ONEフライデーファイツ81」での復帰戦について意気込みを語った。
 武尊は今年1月の日本大会「ONE 165: Superlek vs. Takeru」にてONEデビューを果たし、ONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレックに挑戦。5ラウンドの激闘で会場を沸かせたものの判定負け。引退示唆しながらも試合から6日後に再起を決意。

 8カ月ぶりの復帰戦はONE期待の新世代ファイターであるブラック・パンサー(タイ)との対戦予定だったが、対戦相手が足の負傷によって欠場。代替選手としてONEでは2戦2KOと勢いに乗るタン・ジン(19=ミャンマー)との対戦が決定した。

 試合に向けて現地入りしている武尊。「体調はいつも通りの感じです。あとは減量だけって感じですね」とコンディションについて説明した上で、「日本と環境が違って、勝手に汗が出てて、寝てる時に2キロ近く水分が抜けてる。前回よりも水分量を変えてるので集中しないといけない」と2度目のハイドレーションテストも控えるため最後まで気を抜かず集中して調整していくという。

 対戦相手であるラウェイ出身のタン・ジンについては「結構かみ合うと思います。一発ある選手で、体も強そうで気持ちも強い。サウスポーにチェンジするトリッキーな動きもあって、危険な技も持っている。こっちももらう可能性があるので警戒してます」と相手の左フックを中心に対策を立てていると明かした。

 前回の試合も含めてONEでの戦い方も変わってきているという。「蹴るポイントだったり、ミドル中心のイメージだったのが変わる部分はあると思います」と説明した。

 プロ戦績で2連敗をしたことがなく、この試合で敗れるとONE契約後2連敗。そしてプロとしても初の連敗となる。キャリア差もある相手のため「2連敗は許されない。だから負けられないプレッシャーがあります。勝つ姿を見せたいですし、プラスアルファでKOしてONEでも強さを見せたい」と気合いを込めた。

 さらに「試合になればKOする戦いしかできないので、倒すための戦いをするんですけど気持ち的には勝ちのほしい、勝ちに飢えてる気持ちなので、デビューした当時と同じく勝って前に進まないといけない気持ちです。良い試合しなきゃという気持ちは一切なく、泥臭くても勝ちをつかみ取りたい」とつづけた。

 最後に「ONE2戦目で日本のファンと世界ファンに勝つ姿を見せるので応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

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