“平成のテロリスト”村上が18年前の因縁・船木撃破 次の相手も因縁ある永田指名へ

2024年09月26日 21:59

格闘技

“平成のテロリスト”村上が18年前の因縁・船木撃破 次の相手も因縁ある永田指名へ
ストロングスタイルプロレス後楽園大会でレジェンド王者を初防衛した村上は永田の敬礼ポーズで挑戦者に指名した Photo By スポニチ
 初代タイガーマスクが主催するストロングスタイルプロレスが26日、後楽園ホールで行われた。メインで“平成のテロリスト”村上和成(50)は船木誠勝(55)との初防衛戦は寝技や間接技で船木が村上を追い込んでいったが、一瞬にスキをついて、足をキャッチしてのパンチ一閃(いっせん)。PKからの片エビ固め。7分14秒で初防衛に成功した。「18年分の全てを受けきって勝つといっていたが、途中4度、心が折れそうになった。それでもアントニオ猪木さんに教えてもらった本能のまま戦い、勝利を手にしベルトを守った」とうなずいた。
 挑戦者の船木とは2006年に一度対戦が決定し、人間関係などのもつれで結局、試合が流れてしまった経緯がある。過去の因縁を精算。「船木さんだからよかった」と感謝していた。

 次期防衛戦に触れ、「きょう新しくリングに上がってきたやつがいる。会社の都合があると思うが、ぜひ戦いたい」と平成のテロリストは初参戦した新日本プロレスの永田裕志(56)を標的に定めた。永田とも因縁がある。村上は2002年12月10日に大阪でIWGPヘビー級王座に挑戦し敗れた過去がある。22年前の「大阪の借りを返さないといけない」と不敵に笑った。

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