カシメロが来日 尚弥へ挑発「自分が年を取るのを待っているのか!?」 まさかの仰天プランも

2024年09月26日 21:34

格闘技

カシメロが来日 尚弥へ挑発「自分が年を取るのを待っているのか!?」 まさかの仰天プランも
来日し、サムアップするカシメロ(左)とジェーソン・トレーナー Photo By スポニチ
 【TREASURE BOXING PROMOTION 7   スーパーバンタム級10回戦 ジョンリール・カシメロ《10回戦》サウル・サンチェス ( 2024年10月13日    横浜武道館 )】 元世界3階級制覇王者でWBO世界スーパーバンタム級6位のジョンリール・カシメロ(フィリピン、33勝22KO4敗1分け)が26日、来日した。約1年ぶりのリングでWBO世界同級8位サウル・サンチェス(米国、21勝12KO3敗)との同級10回戦へ「ここがターニングポイントではない。イージーファイト。必ず勝つ」と鼻息を荒くした。体重も「127ポンド(57・6キロ)だ」と明かし、来日後は軽めの調整で備える意向を話した。
 これまでも挑発を繰り返し、対戦を呼びかけてきた世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)戦はいまだ実現せず。「俺が年を取るのを待っているのか!?」と半笑いを浮かべながら「そうはさせない。KOで勝つから見に来てくれ」とアピールした。

 その尚弥は12月24日にIBF、WBO同級1位のサム・グッドマン(25=オーストラリア)との防衛戦が濃厚。今年7月にグッドマンと対戦する可能性があったことを明かしたカシメロは「グッドマンは有名ではないし、パワーもない。井上が5回KOで勝つだろう」と話した。

 来日直後で疲れを見せているのにも関わらず“カシメロ節”は止まらなかった。昨年10月、元IBFスーパーバンタム級世界王者の小国以載(角海老宝石)と対戦も4回負傷引き分けに終わった。不完全燃焼に終わった試合は「コロナにかかっていたのかもしれない。熱っぽくて咳も出ていた」と陣営で体調を崩し、万全ではなかったと主張。「ホットレモンジュースを飲んだら治ったよ。次は大丈夫だ」とサムアップした。

 サンチェス戦が行われる10月13日は7大世界戦(東京・有明アリーナ)の初日でWBA世界バンタム級王者・井上拓真(28=大橋)が3度目の防衛戦に臨む。対戦を呼びかけている尚弥は、拓真のセコンドに入ることが有力で、カシメロ戦の観戦に訪れる可能性は極めて低い。

 「同じ日本にいるのになぜ来ない?」とアピールすると、「このまま戦えないならバンタム級に落として弟と戦う」とフェザー級転向を否定しながら、まさかの仰天プランを明かしていた。

 試合はU―NEXTで生中継される。

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