【PANCRASE347】ライト級チャンピオンシップで王者・雑賀と久米が2年9カ月ぶりの再戦

2024年09月27日 12:00

格闘技

【PANCRASE347】ライト級チャンピオンシップで王者・雑賀と久米が2年9カ月ぶりの再戦
「PANCRASE347」で初防衛戦臨む雑賀“ヤン坊”達也 Photo By 提供写真
 総合格闘技団体「パンクラス」は9月29日、東京都立川市の立川ステージガーデンで「PANCRASE347」を開催し、メインイベントでは第9代ライト級キング・オブ・パンクラシストの雑賀“ヤン坊”達也(34=DOBUITA)が初防衛戦で第7代王者の久米鷹介(39=ALIVE)と対戦する。
 両者は21年12月21日の「PANCRASE325」のライト級王座統一戦で対戦している。久米はKO寸前まで追い込まれながら、暫定王者の雑賀に腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。3度目の防衛に成功している。

 久米は23年4月30日の「PANCRASE333」で再び王座統一戦に臨んだが、アキラにスプリットの判定で敗れ、16年9月から保持していた王座を明け渡した。一方の雑賀は次期挑戦者決定戦を経て今年3月31日に第8代王者のアキラと対戦。1Rの右ハイキックでTKO勝ちを収め、初の正規王者となった。

 13日の調印式を終え。王者の雑賀は自身のX(旧ツイッター)で「自分が挑戦者だと思っています。人として、ファイターとしてリスペクトする久米さんに全てをぶつけます!!」と意気込みを披露。久米はインスタグラムで「素晴らしい王者に挑めることに感謝いたします。支えてくださる多くの方々への感謝を胸に駆け抜けて参ります。本当にありがとうございます」と記している。

 逆の立場となって迎える2年9カ月ぶりの再戦。ストライカーの王者がリベンジを果たすのか、それとも挑戦者が再びベルトを腰に巻くのか。互いに格闘技人生の大きな分岐点となり得る一戦に臨む。

 第5代ストロー級クイーン・オブ・パンクラスストのソルト(33=マルスジム)は、第3代女王で5月に初代修斗女子世界ストロー級女王となった藤野恵実(43=JAPAN TOP TEAM)を迎えての初防衛戦となる。

 ウエルター級は住村竜市朗の王座返上に伴い、同級1位の押忍マン洸太(31=DESTINY JIU-JITSU)と同級4位の佐藤生虎(31=UNITED GYM TOKYO)による第17代王者決定戦が行われる。

 大会の模様は、9月29日午後1時からU-NEXTでライブ配信。10月28日まで見逃し配信を予定している。

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