「RIZIN48」リオ五輪レスリング銀の太田忍 悔しい一本負け 2年前のリベンジならず

2024年09月29日 20:05

格闘技

「RIZIN48」リオ五輪レスリング銀の太田忍 悔しい一本負け 2年前のリベンジならず
元谷に後ろに回られ太田(手前)が一本負けし、リベンジならず(C)RIZIN Photo By 提供写真
 格闘技イベント「RIZIN48」は29日、さいたまスーパーアリーナで行われた。
 リオ五輪レスリンググレコローマン59キロ級銀メダルの太田忍(30=THE BLACKBELT JAPAN)はDEEP王者の元谷友貴(34=アメリカン・トップチーム)とリベンジ戦で対戦。序盤から互いに打撃戦から、タックルでテークダウンを狙う。なかなかうまくいかない展開。2ラウンド(R)には太田の打撃で元谷が右の目の上から出血する。最終Rは太田が押し込みコーナーで優位に試合を運んだものの、終了間際に落とし穴が待っていた。油断したのか一瞬、元谷に後ろを取られて、4分9秒、リアネイキッドチョークが決まり悔しい一本負け。2022年7月、プロ4戦目で元谷に0―3の判定負けしたリベンジは果たせなかった。

 リベンジに失敗した太田はインタビューでは「情けないです。打撃で組み立てて、テークダウン取れたらと思っていた。とくに打撃で勝とうと思った。それなのに」とがっかりと肩を落とす。右手に包帯を巻いていたが、「2R目でパンチが打てないなと。折れてはいないが親指の根元がはれている」と痛々しい。今後は「負けてタイトルが遠くなったので、続ける意味が分からない」と格闘技を継続するのか微妙な感じだった。

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