トヨタ 悲願のル・マン初制覇!一貴&可夢偉でワンツー
2018年06月18日 05:30
クルマ
昨年限りで最高峰のLMP1クラスから、通算最多の19勝を誇るポルシェが撤退。メーカーではただ1社、このクラスに参戦したトヨタにとっては悲願をかなえる絶好機だったが、盤石のレース運びでワンツーフィニッシュ。中嶋も「おかげさまで最初から最後までプッシュできた」と最高の車に仕上げた技術者たちに感謝した。
初参戦した85年にハンドルを握った一人が、中嶋の父、悟氏でもある。それから33年、20度目の挑戦で、トヨタが世界の頂点に立った。
▽ル・マン24時間 フランス西部のル・マンのサルテ・サーキットで1923年から開催されている世界3大レースの一つ。1周13.626キロのコースを2人ないしは3人のドライバーが交代で走り、周回数を競う。複数のカテゴリーが同時に争われる独自の方式で行われる。現在は世界耐久選手権(WEC)シリーズに組み込まれており、ポイントは他のレースの2倍が付与される。