ホンダ レッドブルとPU供給で2年契約 「強い野心に心を動かされた」

2018年06月19日 19:46

クルマ

ホンダ レッドブルとPU供給で2年契約 「強い野心に心を動かされた」
レッドブル・レーシングのチーム代表クリスティアン・ホーナー(左) Photo By AP
 自動車のF1シリーズに参戦しているホンダは19日、レッドブル・グループと、レッドブル・レーシングに対する19年シーズンから2年間のパワーユニット(PU)供給について合意したと発表した。ホンダは今季から同じくレッドブル・グループ傘下のトロ・ロッソにPUを供給しており、来季から2チームに対して同一仕様のPUを供給することになる。  ホンダの八郷社長は「来季は2チームへPUを供給することで、より多くのデータ収集が可能となり、開発のスピードアップに繋げることができます。また、なによりもレッドブル・レーシング、トロロッソ、両チームと強力なパートナーシップを築くことにより、我々の目標である勝利へさらに近づくことができると思っています」と語り、レッドブル・レーシングに対しては「今回の契約は非常に短い期間で決定しましたが、2つのチームとホンダが対等となるパートナーシップの締結に際し、レッドブル・グループの我々に対するオープンかつ公平な姿勢に感謝しています」とコメントした。

 レッドブル・レーシングは07年からルノー製エンジンを搭載し、10年から4年連続でコンストラクターズタイトルとドライバーズタイトルを獲得。しかし、V6ターボPUが導入されてからは、ルノー製PUのパフォーマンスの低さから、タイトルから遠ざかっていた。

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスティアン・ホーナーは「ホンダとのパートナーシップがチームにとって正しい方向であることを確信している。最近のホンダのF1への取り組み、トロロッソと組んで以来見せている急速な進歩、彼らの強い野心に心を動かされている。ホンダとともに働くことを楽しみしており、タイトル獲得を目指して戦っていきたい」と語った。

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