フェルスタッペン今季初勝利 角田は一時9番手もコースアウトで13位フィニッシュ

2021年04月19日 00:19

クルマ

フェルスタッペン今季初勝利 角田は一時9番手もコースアウトで13位フィニッシュ
角田裕毅(ゲッティ=共同) Photo By ゲッティ=共同
 【F1第2戦エミリアロマーニャGP決勝 ( 2021年4月18日    イタリア・イモラサーキット=1周4・909キロ×63周 )】 3番手からスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2時間2分34秒598で今季初勝利、昨季最終戦アブダビGP以来となる通算11勝目を挙げた。予選1回目のクラッシュで最後尾スタートとなったアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は13位でフィニッシュし、2戦連続ポイント獲得はならなかった。  雨でコースコンディション不良の中、フェルスタッペンは抜群のスタートダッシュを披露し、ポールポジション(PP)から出たメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)を第1コーナーでかわしてトップへ。ウィリアムズのニコラス・ラティフィ(カナダ)がクラッシュを起こしてすぐにセーフティーカーが入ったが、再開後は一気に後続を引き離し、タイヤ交換でも先に入ってハミルトンを抑えた。

 31周目にハミルトンがコースアウトで順位を落とし、34周目にはメルセデスのバルテリ・ボッタス(フィンランド)とウィリアムズのジョージ・ラッセル(英国)が激突してともにマシンが大破。レースは一時中断した。フェルスタッペンはリスタート直前にコースアウトしかけてヒヤリとさせたが、再開後は危なげない走りで逃げ切った。

 1周目で5台を抜いて15番手に浮上し、その後も順位を上げていた角田はレース再開時は9番手だったが、スピンしてコースアウト。15番手まで順位を落とし、その後もコースはみ出しで5秒のタイムペナルティーを受けるなど、速さを見せる一方でミスも目立った。

◇決勝順位

(1)フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

(2)ハミルトン(メルセデス)

(3)ノリス(マクラーレン)

(4)ルクレール(フェラーリ)

(5)サインツ(フェラーリ)

(6)リカルド(マクラーレン)

(7)ストロール(アストンマーチン)

(8)ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

(9)ライコネン(アルファロメオ)

(10)オコン(アルピーヌ)

(11)アロンソ(アルピーヌ)

(12)ペレス(レッドブル・ホンダ)

(13)角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

(14)ジョビナッツィ(アルファロメオ)

(15)フェテル(アストンマーチン)

(16)シューマッハー(ハース)

(17)マゼピン(ハース)

リタイア ボッタス(メルセデス)

リタイア ラッセル(ウィリアムズ)

リタイア ラティフィ(ウィリアムズ)

2021年04月19日のニュース

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