ガッキー、三国連太郎の感動対面

2008年02月13日 06:00

芸能

ガッキー、三国連太郎の感動対面
三国連太郎(左)に花束を贈る新垣結衣
 東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ紙の映画担当記者で構成)が選ぶ第50回(2007年度)ブルーリボン賞の授賞式が12日、東京都千代田区の九段会館で開かれた。新人賞は“ガッキー”の愛称でブレークした新垣結衣(19)が受賞。50回の節目を飾るゲストとして出席した第2回の新人賞、三国連太郎(85)と対面した。
 新垣は「小さいときに見ていた俳優の方々と、同じ舞台で賞を頂いている自分が信じられません」と喜びを表現した。
 新人賞などブルーリボン賞は4度受賞の三国がゲストで登場し「いつまでできるか分かりませんが、映画への情熱はほかの誰よりも熱い」。先輩映画人のこの思いに触れ、新垣は歴史ある賞の重みも実感した様子。三国から「時代とともに、こんなに背の高さが変わるものなのか。私たちの時代は、女性はみんな背が低かった」と感心される一幕もあり、「背の高さ(1メートル67)を生かして頑張ります」とガッキースマイルを爆発させた。
 大躍進の1年だった。「ワルボロ」でスクリーンデビューし、「恋するマドリ」で映画初主演。いくつもの苦難を乗り越える少女を演じた「恋空」は、興行収入39億円を記録した。12月には歌手デビューも果たし、全国にガッキー旋風が吹き荒れた反響には「いろんなことが起こりすぎちゃってどうなんですかねえ」と自分でも驚いている様子。
 それでも、「勢いだけでなく、中途半端なことはしたくない」。この日、多くの映画人に囲まれ、女優としてさらに磨きをかけていく腹は決まったようだ。
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