氷川きよし“関さばスーツ”で新曲熱唱

2008年02月13日 06:00

芸能

氷川きよし“関さばスーツ”で新曲熱唱
玄界灘に浮かぶ漁船をバックに新曲を熱唱する氷川きよし
 演歌歌手の氷川きよし(30)が12日、福岡県糸島郡の岐志漁港で新曲「玄海船歌」の発売記念イベントを行った。初めて故郷の福岡を歌ったシングル曲。大ヒットした際には凱旋イベントを開催し、福岡ドーム公演も視野に入れている。
 当地の「関さば(の色)をイメージした」というグレーのスーツ姿で登場。地元の漁師ら約500人が集まる中、曲の舞台の玄界灘をバックに、同曲を3回熱唱した。予報と違い晴天に恵まれ「じいちゃんの墓が近くにある。晴れにしてくれたのかも」と笑顔。「オッショイ(ワッショイ)」「気ばるったい(頑張るぞ)」などの博多弁を交えた男歌を威勢良く歌い上げた。
 「来年のデビュー10周年を控えて、今年は原点に戻って頑張ろうと思った。この曲で勝負をかけて、地元のみなさんに恩返しがしたい」と抱負。一昨年は日本レコード大賞を受賞、昨年大みそかには8年連続でNHK紅白歌合戦の出場も果たしたが、「芸能界はこの海のように浮き沈みが激しい。この厳しい世界でずっと歌っていくのが使命だと思う」と謙虚さも忘れていない。
 上京して12年。バレンタインデーを前に「小学3年の時に同級生の女の子から初めてチョコもらったことが印象的」と、故郷での思い出を最近のことのように振り返った。さらに「福岡ドームでコンサート?1つの夢ですね」と、男性演歌歌手では異例のドーム公演に夢を膨らませている。
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