チューリップ次回公演は“豪華凝縮版”

　人気バンド「チューリップ」が１２日の大阪フェスティバルホール公演でツアー活動を終えた。１９７０年の結成からの足跡をフィルムで振り返った後、「心を開いて」でスタート。約２時間３０分で「心の旅」「虹とスニーカーの頃」「青春の影」「私のアイドル」など計２７曲を熱唱。２８００人の拍手と歓声が途切れなかった。昨年６月からファイナルツアーは１８カ所２９公演で計８５０００人を動員。財津和夫（５９）は「これからはツアーを凝縮したような一点豪華主義でいきます。まだ何にも決まってませんが、決めたいなと思います」と話し、長期のツアーは行わなくても単発でのライブ活動は視野に入れている。「きっとまた、どこかで会えると思いますので、未来を見つめるチューリップを応援してください」と誓った。