若林豪 舞台後に「脳血腫」緊急手術

2008年03月06日 06:00

芸能

若林豪 舞台後に「脳血腫」緊急手術
脳に血腫が発見され緊急手術を行った若林豪
 名古屋市の御園座で上演中の「小林幸子特別公演」に出演していた俳優の若林豪(68)が5日、体調不良を訴え、同市の病院で緊急手術を受けた。左側慢性硬膜下血腫と診断された。3時間の術後の経過はよく、1週間ほどで退院の見込み。舞台は降板を余儀なくされた。
 関係者によると、体調不良を訴えたのは同日朝。責任感の強さから午前11時開演の「昼の部」には出演したが、回復しないため、終演後に自らの意思で市内の病院に向かい検査を受けた。そのまま入院し、手術を受けた。左側慢性硬膜下血腫は頭がい骨の内側にある硬膜と脳を包むくも膜の間に血液がたまる病気で、意識障害、頭痛、吐き気といった症状が出る。
 公演は1日に開幕、千秋楽は26日。若林は「松旭斎天一」役で出演していた。座長の小林は「手術成功!!本当に本当に良かった。お帰りを待って座員一同頑張ります。頑張れ!!豪さま」とコメントした。若林の降板で、午後4時開演の「夜の部」は休演。6日からは曽我廼家文童(61)が代役を務める。
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