上川隆也主演で「横山秀夫第1作」ドラマ化

2008年06月27日 18:12

芸能

 作家横山秀夫さんがデビュー前に書いた小説第1作で、3億円事件を絡めたサスペンス「ルパンの消息」が、上川隆也主演でドラマ化され、9月にWOWOWで放送されることが分かった。
 横山さんが「新聞記者を辞めるきっかけとなった人生転機の一打」と語る思い入れの深い作品。
 上川が演じるのは、1968年の3億円事件を担当した刑事溝呂木。事件が時効を迎えた年に起きた高校女性教師の自殺が、15年後、実は殺人だったと密告があり、溝呂木が駆り出される。殺人なら時効まで25時間。必死の捜査が始まる。
 横山作品が原作のドラマに多く主演している上川は「作品に終始張り詰めた糸があって、心地よくもあり、ハラハラする感じもして、それが芝居をしていて好きな瞬間です」と話している。
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