崔洪万、今度の敵は「特命係長」
2008年10月03日 06:00
芸能
崔は8月、都内のスタジオなどで行われた約1週間の撮影に参加。先月27日に地元ソウルで行われた「K-1ワールドGP」ではモロッコのバダ・ハリに無念のTKO負け。それでも、撮影時期はその試合に向けたトレーニングの真っ最中で、鋼のようなボディーで登場。1メートル75の高橋を上から見下ろした。
テレビシリーズには格闘家の角田信朗(47)、プロレスラーの高山善廣(42)が敵として出演しているが、崔洪万は規格外。本番では実際のように殴り合い、高橋は「ボウリングの球で殴られたようなパンチだった」とそのパワーに仰天。高橋の首を絞め上げるシーンでは、スタッフが心配するほど迫真の演技だった。一方の崔は「高橋さんは体をしっかり鍛えていたので変に気を使ったり、心配することなくできた」と涼しい顔だった。
2人は初対面だったが、高橋が格闘技好きということもあり、すぐに意気投合。休憩中は高橋が巨人のボディーにパンチを連打するなどしてふざけ合った。高橋は「ただ大きいだけでなくチャーミング。この映画にいい効果を出してくれる」と喜んでいた。
崔洪万も初の演技を楽しんだ様子。「表情をたっぷり使って演じているので、アクションシーンだけでなく、僕の顔にも注目してください」と、“大物”ぶりを発揮した。