沢竜二 人情時代劇で親子のきずな伝える

2008年12月17日 06:00

芸能

 大衆演劇のスター、沢竜二(73)が20、21日、東京・浅草公会堂で全国座長大会を上演する。初日の演目「あれから十年座頭の市」は、凶悪犯罪の多発する現在社会と当時をダブらせながら、親子のきずなや命の大切さを伝える人情時代劇。最終日の「小倉太鼓と無法松」では、女優の坂口良子(53)を迎え、悲哀に満ちた九州男児の生涯を演じる。
 今回が20回目の記念公演。沢は「これほど長く続けられたのも愛し続けてくれたお客さまのおかげ。全力で書き下ろした芝居を心ゆくまで楽しんで」と気合十分だ。
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