米人気歌手マドンナ(50)の広報担当者は15日、マドンナが前夫の英映画監督ガイ・リッチーさん(40)との離婚訴訟で、現金や不動産など計7600万ドル(約69億円)から9200万ドル(約83億円)相当をリッチーさんに渡すことで合意したと明らかにした。離婚訴訟で妻側が夫側に支払う額としては過去最高とみられる。米メディアが伝えた。
共同電によると、2人の離婚は先月、ロンドンの裁判所で確定。リッチーさんは訴訟の過程で5億2500万ドルに上るとされるマドンナの財産の受け取りを辞退したとも伝えられたが、その後も交渉が続いていた。
広報担当者によると、2人の間にできた男児(8)や養子の男児(3)の親権交渉は依然決着していないという。