NHK13年ぶりの赤字予算案
2009年01月14日 19:13
芸能
11年7月の地上デジタル放送への完全移行に向けて、事業費158億円を計上。2月から24時間の英語放送が始まる国際放送費は同16・5%(18億円)増の129億円とした。
主な事業では、本格的なデジタル時代に向けパソコンや携帯端末などで番組を利用できる環境整備や、地域放送の拡充などを打ち出した。
NHKは昨年、12年度に受信料収入の10%を視聴者に還元するとした09~11年度の経営計画を発表。金田新・専務理事は今回の予算について「景況の変化を考えると簡単にできることではないが、全力を挙げて達成したい。不祥事前の受信料収入のレベルを上回って、信頼回復の指標としたい」と述べた。