氷川きよし“育ての親”松井由利夫さん死去
2009年02月21日 06:00
芸能
死因は明らかにされていないが、関係者によると松井さんは昨年、前立腺がんを患い入院。手術を受けて昨年12月末に退院したが、数日前に容体が急変した。
退院した際には自宅で氷川が大トリを務めたNHK紅白歌合戦を観覧。また、作詞した4日発売の最新曲「浪曲一代」はオリコンチャート1位を記録し「教え子の晴れ姿と快挙をとても喜んでいました」(水森氏)。歌ができるたびに、松井さんは歌詞の意味と言葉を丁寧に氷川に教え込んだ。水森氏は「あんなにいっぱい聞く歌手もいないだろうし、あんなにいっぱい教えてあげる先生もいないでしょうね」と振り返った。
松井さんは氷川のほか、五木ひろし(60)や坂本冬美(41)らに詞を提供。山口ひろみ(33)が3月4日に発売する新曲「津軽恋つづり」が遺作となった。生前、家族には「死んでも派手なことはしないでほしい」と伝えており、葬儀も近親者のみの密葬で行われる。