竹中直人がボーカル 民生作曲でおやじバンド
2009年04月16日 06:00
芸能
原案は竹中が数年前から温めてきた。人生を家族にささげてきたサラリーマン(竹中)が、がんになったと勘違いし、昔の仲間とバンドを再結成。「全国ナイスミドル音楽祭」を目指す。
宅麻と段田は弦楽器に初挑戦。コード進行も分からないまま、昨年夏から血豆をつくり練習した。宅麻は「奥さん(賀来千香子)の方がメロディーを知っています」と苦笑い。三宅澄プロデューサーは「一から始めるところをリアルに描こうと、基本的には(音楽の)経験がない人を選びました」と説明する。
演奏シーンの撮影でエキストラ500人が見守る中、練習の成果を発揮した段田は「(映画が)うまくいったら、俳優を辞めて音楽の方に行きたい」とニヤリ。竹中は「一生懸命素直に生きる姿を見てほしい。おじさんだって若者なんだ」とアピールした。