璃子&きい“気”充実の剣道スポ根共演

2009年04月29日 06:00

芸能

璃子&きい“気”充実の剣道スポ根共演
「武士道シックスティーン」で初共演する成海璃子(左)と北乃きい
 人気女優の成海璃子(16)と北乃きい(18)が来春公開の映画「武士道シックスティーン」で初共演する。原作は誉田哲也氏(39)の同名小説で、剣道に青春をかける少女たちのスポ根ムービー。2人は剣道未経験だったが、約2カ月間みっちり稽古し、立派な少女剣士となってクランクイン。小説は現在「…エイティーン」まで物語が進んでおり、シリーズ化の期待もかかっている。
 「メーン!」「ドーッ!」成海、北乃のフレッシュコンビの掛け声が響く。このほど埼玉県内の体育館で剣道シーンの撮影がスタート。2カ月間にわたり、基本姿勢、作法、ルールなどを身につけてきた2人は、素人とは思えない竹刀さばき。
 「胴着は、背筋が伸びる気がするので好き」と成海。額に汗を浮かべながら「周囲から“無理だよ”と言われることに挑戦したいので、この役には相当、気持ちが入ってます」と笑みを浮かべた。北乃も成海に負けない気合。「部活をやってるみたい」とはしゃぎながらも、防具を着けると「欲を出すと、うまく面が打てない。無の心で取り組んでいます」と表情を変えた。
 成海が演じる香織は、幼いころから剣道一筋のエリート。一方、北乃が演じる早苗は、なんとなく剣道を続けている現代っ子。2人は中学最後の大会で対戦し、香織がまさかの敗戦。その一戦を根に持つ香織と、試合のことなど忘れてしまった早苗が同じ高校に進学し、ぶつかり合いながら成長していく物語。
 製作の「WOWOW FILMS」では「本物のティーンにしか出せない輝きをスクリーンで見せたい」と“旬の2人”をキャスティング。古厩智之監督(40)は「2人とも“気”が充実している」と話した。
 試合の場面ではハイスピードカメラを駆使。面越しの映像も取り入れるなど、2人の息づかいが感じられる迫力のシーンに仕上げる予定だ。
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