釣りバカファイナル“心筋梗塞コンビ”で頑張る
2009年06月05日 06:00
芸能
「釣りバカ」シリーズの撮影が北海道で行われるのは初。会見で西田は「北海道でっかいどう、ですね。地平線が見えるロケ地は初めて」と大自然を満喫している様子。シリーズ終了については「引き際も大事。納得した決断」と未練がないことを強調した。
実は最終作の撮影が危ぶまれるアクシデントが4月下旬に起きていた。飛行機に乗ると動悸(き)が激しくなるという三國が同24日、都内の病院で心電図の検査を受けたところ、心筋梗塞の疑いがあることが判明。自覚症状はなかったが、同28日にカテーテルを入れる手術を受けた。現在もカテーテル3本が入っているが、幸い術後の経過は良好で、撮影に影響はなかった。周囲の心配をよそに、本人は元気そのもの。西田を「お酒が過ぎると寿命を縮めますよ」とたしなめるほどの余裕だった。
「三國さんは飛行機嫌いでも海外の映画祭には行くんですよ」と笑わせた西田。劇中同様、私生活の病気でも息が合い「心筋梗塞コンビで頑張ります」と、シリーズ最高のコメディー作品に仕上げることを誓った。12月26日公開。