原坊 桑田書き下ろし曲でソロ活動スタート

2009年06月17日 06:00

芸能

 サザンオールスターズの原由子(52)がソロ活動をスタートさせる。桑田佳祐(53)が作詞、作曲した曲(タイトル未定)を来月8日に着うたで配信。シングルCDでも発売される。ソロ名義のオリジナル曲は12年ぶりとなる。
 妻のソロ始動を夫が完全バックアップした。

 ソロでの原は、02年3月にカバーアルバム「東京タムレ」、07年11月には風味堂との共作「夢を誓った木の下で」を発売。ただ、オリジナル作品となると、NHK連続テレビ小説「甘辛しゃん」の主題歌「涙の天使に微笑みを」(97年10月発売)以来だ。同曲も桑田が作詞、作曲しており、桑田プロデュースは今回で通算17曲目となる。

 夏に向けたそう快なアップテンポナンバー。♪夏、カラダに Love―Ozone そして希望の歌をRefrain 太陽に生命燃やせAgain…。日本語と英語を交互に配した桑田ならではの言葉の感覚がポップさに弾みをつける。先月末からレコーディングが始まり、現在も続いている。

 曲名もCD発売日も未定だが、来月8日にスタートする日本テレビ系ドラマ「赤鼻のセンセイ」(水曜後10・00)の主題歌に起用される。主演の大泉洋(36)も「桑田さんが作る夏らしさ満開の曲に優しくキュートな原さんの歌声がベストマッチして、サザンファンの私には失神ものでした」と興奮気味に明かす。きょう17日には、最終回を迎える同枠のドラマ「アイシテル」で「赤鼻の…」の予告編が放送され、曲の一部も流れる。
 原も、久々の夫婦タッグに手応えを感じているようで「暗い梅雨空を吹き飛ばすような曲を桑田が作ってくれました。この曲がみなさまの心と体に元気をお届けできましたらうれしいです」とコメントを寄せた。

 昨年8月にファン30万人を集めてデビュー30周年記念公演を成功させ、無期限の活動休止期間に入ったサザン。桑田をはじめ他のメンバーもソロ活動を随時スタートさせており、“紅一点”原坊の活躍も期待される。
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