死因は心臓発作か 特定に6~8週間かかる見通し

2009年06月27日 07:51

芸能

 25日急死した人気歌手マイケル・ジャクソンさんについて、AP通信は26日、死因は心臓発作とする関係者の話を伝えた。米メディアによると、死亡時にジャクソンさんには心臓病専門医が付き添っていたという。
 遺体を解剖した米ロサンゼルス郡検視局は26日の記者会見で、ジャクソンさんが処方薬を使用していたことを確認したが、薬物の種類は明らかにしなかった。
 ジャクソンさんの元代理人は、ジャクソンさんがかつて舞台から落ちて足を骨折したことなどから、鎮痛剤を過剰摂取していたと指摘。また米CNNテレビによると、死亡の前夜、ジャクソンさんは気分が悪いと訴えていたという。
 ロサンゼルス市警は、救急隊の到着前に自宅で蘇生措置を施した専属の心臓専門医の男性に「事情を聴くつもりだ」と述べ、証言に関心を寄せていることを明らかにした。
 検視局は、ジャクソンさんの体に外傷などはないと発表。また毒物検査などによる最終的な死因特定まで4~6週間かかるとの見通しを明らかにした。
 同市消防局はジャクソンさん宅からの通報内容を公開。通報者の男性の話から、ジャクソンさんに異変があった際、専属医が付き添っていたことが分かった。
 ジャクソンさんの死去から一夜明けたロサンゼルス・ハリウッドの目抜き通りでは、ジャクソンさんのハリウッド殿堂入りを記念するプレートの周辺に約2千人のファンが集まった。ロンドン、パリなど世界各地でもファンによる追悼の動きが広がった。
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