酒井被告 保釈後は「皆さんに謝りたい」
2009年09月13日 06:00
芸能
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合成麻薬MDMAを使用した罪で起訴された俳優押尾学被告(31)は8月31日に保釈された際に、拘置先の警視庁三田署を出た時に「申し訳ございませんでした」と述べて頭を下げた。このような場面を酒井被告側も設ける可能性がある。
また、酒井被告は逮捕直後に覚せい剤を使用していたと供述しなかったことについて「悪いことをしてしまったという思いと、自分の将来やマスコミに取り上げられることを考えたから」とも話したという。その上で「ウソをついていてすみません。このまま吸い続けていたらダメになっていた。逮捕されて良かった」などと述べ、反省する様子を見せているようだ。
酒井被告側は保釈に向けた準備を進めているとの情報もあり、週明けにも申請の手続きに入るもよう。複数の法曹関係者は、ほぼすべての容疑を認めているため、証拠を隠す必要がなくなったとして「保釈申請は認められるだろう」とみている。その際には被告の資産などを考慮して決められる保釈保証金が必要。日大名誉教授の板倉宏氏は「300万~400万ぐらい」とみるが、1000万円台との指摘もある。身元引受人は、長男(10)を預かっているとされる継母か、その知人になる可能性が高い。
ただ、酒井被告側が保釈申請した場合、東京地検は「証拠隠滅の恐れがある」として保釈反対の意見を出す方針だ。