現代風にアレンジ、菅野美穂主演で「Wの悲劇」
2009年12月01日 06:00
芸能
原作は夏樹静子氏(70)の同名小説。累計約250万部、海外でも10カ国で約20万部を売り上げた人気作。夏樹氏の作家40年記念サスペンス特別企画でもある。今回の脚本は、菅野主演で放送されたテレビ朝日「イグアナの娘」(96年)などを手掛けた岡田惠和氏が担当。原作では、一条春生は劇作家志望で摩子の家庭教師という設定だが、ドラマは現代風にアレンジされている。
過去には、83年にTBS、01年にテレビ東京がドラマ化。映画は84年に公開され、薬師丸ひろ子の代表作の1つになった。
今回は、登場人物の背景にオリジナリティーを加えながらも原作の密室劇のだいご味を十分に楽しめる内容。菅野は「脚本では、人は追い込まれれば追い込まれるほど、こっけいになっていくさまがよく描かれています。サスペンスとユーモアで緩急のメリハリのあるドラマになるのではないかと思います」と話している。
共演は真矢みき(45)、成宮寛貴(27)香川照之(43)ら。