小栗旬「踊る3」で青島のキャリア上司に
2010年02月18日 06:00
芸能
小栗演じる鳥飼は、警視庁刑事部捜査1課管理補佐官。階級は警視で、警部補の青島の上司として捜査の指揮を執る。ドラマ、映画を通して管理官は、柳葉敏郎(49)筧利夫(47)真矢みき(46)が演じてきたが、青島より年下の官僚は初めてとなる。
黒縁めがねがトレードマークのエリート。本店(警視庁)と支店(所轄)を区別するこれまでの官僚と違い、表向きは「本庁と所轄の捜査員がバディを組んで捜査。どうでしょう?」とすっとぼけたキャラクター。青島と行動を共にする中で、次第にその本性が明らかになっていく。
亀山千広プロデューサーは「おなじみのメンバーでの安心感は必要ですが、“今”を持ちこめる、“旬”な役者が入ることによって、いい刺激になると思う。立ち姿の美しさは思わずつい傷つけたくなるような感じを抱いた(笑い)」と最新作の顔として期待。若手No・1俳優を迎えることで、前作(03年)が記録した実写邦画1位の興行収入173・5億円の更新を本気で狙っている。
小栗は今年、初監督作「シュアリー・サムデイ」(7月17日公開)の公開も控え、大活躍の1年になりそう。「子供の頃から見ていた作品なのでとにかく世界観を壊さないようにしようと思った。撮影初日が織田さんとの2人のシーンだったのでありえないくらい緊張した」と話している。