清志郎さん名曲 NEWS錦戸映画でよみがえる
2010年04月17日 06:00
芸能
「ちょんまげ…」でメガホンを取る中村義洋監督が、RCサクセション時代からの大ファン。昨年秋ごろ、この映画の脚本を執筆中、たまたま同曲を聴いていたことがエンディング起用のきっかけとなった。
劇中、錦戸扮する江戸時代の侍「木島安兵衛」は現代にタイムスリップし、居候先で5歳の子供と友情をはぐくむ。同曲で清志郎さんと甲本が織りなす歌声の掛け合いが、イメージに重なったようだ。大切な人への変わらない思いを歌う歌詞も、映画の世界観に合致した。
中村監督は「こういう映画になればいいな」という思いをプロデューサーに伝え、曲の使用が実現。清志郎さんの死後、生前の曲がCMに使われたことはあるが、映画やテレビドラマで使用されるのは初めてとなる。
同曲は、まだエンディングに決定していない段階で、台本とともに錦戸の手にわたっており、関係者によると、錦戸も「周囲にもいい曲だと話していました」と、お気に入りのようだという。