大阪で初の「団菊祭」劇聖の胸像前に熱演誓う
2010年05月03日 15:27
芸能
大阪松竹座のロビーに置かれた胸像に、公演の成功を祈願した団十郎は「先祖に負けないように舞台をつとめたい」と表情を引き締め、菊五郎も「歌舞伎座が閉まるというピンチをチャンスに変えて、新しいお客さまを増やしたい」と決意を語った。
九代目団十郎と五代目菊五郎は、明治時代に“劇聖”と呼ばれた名優。2人の偉業をたたえる「団菊祭」は1936年以降、東京の劇場で断続的に開催されてきた。
大阪松竹座の「団菊祭五月大歌舞伎」は、4日から28日まで。団十郎さんが弁慶、菊五郎さんが富樫を演じる「勧進帳」などが上演される。