松坂慶子「私の宝物」…「蒲田行進曲」トリオも衝撃

2010年07月13日 06:00

芸能

 【つかこうへいさん逝く】つかさんが脚色して映画化し、82年の映画賞を総なめにした「蒲田行進曲」の主演トリオも衝撃を受けた。
 銀四郎を演じた風間杜夫(61)は「人一倍、いえ100倍、200倍ものエネルギーを持っている方ですから、必ずまた元気な姿を見せてくれると確信していました。つかさんの教えを胸に刻んで芝居をする、そのことだけが、僕にできる恩返しです」と悼んだ。小夏役の松坂慶子(57)は「私にとって宝物のような作品。つかさん亡き後は、もの作りに携わる人間として、熱い思いを忘れずに生きたいと思います」、ヤスを演じた平田満(56)は「大きな存在をなくしてしまったとしか言いようがありません」と話すのが精いっぱい。
 99年の舞台で銀四郎に起用された少年隊の錦織一清(45)は「つかさんの舞台で“人間はそうそう死なんもんです”というセリフがあった。いま、その言葉をそっくりつかさんに言いたい。よく怒られたけど、いただいたものは多かった」、小夏を演じた小西真奈美(31)は「信じられない気持ちでいっぱいで、今は言葉にすることができません」とショックの大きさをうかがわせた。
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