黒木メイサ「たくさんの愛を注いでくださった」

2010年07月13日 06:00

芸能

黒木メイサ「たくさんの愛を注いでくださった」
最後の作品となった「飛龍伝2010」で熱演する黒木メイサ
 【つかこうへいさん逝く】つかさんの最後の作品となった舞台「飛龍伝2010 ラストプリンセス」に出演した黒木メイサ(22)、徳重聡(31)は所属事務所を通じてコメントを出した。突然の悲報にショックを隠せない様子だ。
 黒木は04年につかこうへい劇団の舞台「熱海殺人事件 平壌から来た女刑事」に主演し女優デビュー。つかさんの下で修業を積んだ秘蔵っ子だけに「15歳で田舎(沖縄)から出てきた何も知らない何もない小娘を育てるべく、つかさんはたくさんの愛を注いでくださいました」と振り返った。「飛龍伝」は今年2月に東京・新橋演舞場で上演。スタッフを介して病床のつかさんから演出を受け、上演前には電話で「お客さんをタダで帰すな」とゲキももらった。「つかさんに恩返しをしたいという思いで役者をやってきました。これからもその思いを抱き、やっていきたい」と決意を新たにしている。
 機動隊員を演じた徳重は「芝居とは何であるかを教えていただきました」とコメント。公演期間中につかさんから「そばにいてやれなくてすまんな」と電話をもらったといい「また機会があれば教えていただきたいと思っていた矢先のことでしたので、言葉もありません」としている。
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