藤山直美　初の民放２時間ドラマで“七変化”も

　喜劇女優の藤山直美（５１）が民放の２時間ドラマに初主演する。 　テレビ朝日系スペシャルドラマ「夏子と天才詐欺師たち」（８月１４日後９・００）で、普通のおばさんが巨悪に挑む詐欺師として活躍する痛快コメディー。大石静氏（５８）のオリジナル脚本で、町工場を営む父親が銀行の悪徳支店長にだまされ、巨額の借金を抱えてしまったことをきっかけに、詐欺師となり悪をこらしめていく。「雑誌編集者」「資産家の妻」「シスター」などいろいろな人になりすます“七変化”も披露する。
　恋も描かれ、思いを寄せる詐欺集団のリーダー役は岸部一徳（６３）。詐欺師仲間の鈴木京香（４２）と三角関係になる。藤山は「こんな人が世の中にいてたらいいなと思います。そして、見てる方に身近に感じてもらえたらよろしいね」と話している。