萩原健一 還暦祝いのセルフカバーライブ開催へ
2010年07月28日 06:00
芸能
持ち歌の数々をセルフカバーするライブの開催とベスト盤の発売は長年にわたって自分を応援してくれたファンに対する感謝の気持ちの表れだ。
ライブは今年1月から東京・ル テアトル銀座などで開いた初のトーク&ミニライブ「ANGEL or DEVIL」の第2弾として行う。前回はトーク中心の構成にしたが、今回はライブに重点を置く構成にし、すでにレコーディングを終えた初のセルフカバー・ベスト盤の収録曲を披露する。
テンプターズ時代の曲を歌うのは2003年のライブ以来。「最近は歌う機会が少なくなったので、今回のライブには希少価値がある」と関係者は話す。
萩原は1967年、テンプターズのボーカルとしてデビュー。「神様お願い!」「エメラルドの伝説」などをヒットさせたが、70年に解散。沢田研二(62)らとのバンド「PYG」を経て、ソロとして「大阪で生まれた女」「ラストダンスは私に」「愚か者よ」などをヒットさせた。関係者は「萩原さんの歌の数々には萩原さん自身の生きざまが凝縮されていて、時代ごとにファンがいる。ファンの中にはすでに亡くなられた方もおり、萩原さんが還暦となったこの機会に新たにそれらの歌をレコーディングし、ライブを開くことに意味がある」と話す。
萩原は「今は、のどの調子も良く、円熟したステージにする自信がある」と意欲満々だ。