元リーダー側会見中止 新たな場所準備へ
2010年12月16日 06:00
芸能
それによると、東京地裁2階にある司法記者クラブレクチャールームの最大収容人数が約50人と手狭で、その数倍の出席希望者を収容しきれないのでキャンセルしたいとの申し出が司法記者クラブからあったと説明。「本件は社会問題化していることから、年内をめどに説明の機会をつくりたい」と、大きな会場を準備し、あらためて会見を開くとした。
海老蔵は7日の会見で、一方的な被害者であることを主張。元リーダーは「灰皿で2、3回殴られた」などとしており、顔面打撲、頸椎(けいつい)捻挫で全治4週間相当の診断書をとっている。
伊藤リオン容疑者(27)は10日の逮捕後、事件現場に一緒にいた人物やトラブルの経緯について語っていない。それだけに、藤本弁護士が海老蔵の主張に反論する形で、元リーダー側の見解を明らかにするとみられた会見には大きな注目が集まっていた。
会見は延期となったが、元リーダーが被害届を出す方針を変えたわけではなく、海老蔵にとって事態が好転したとはいえない状況だ。