「剣客商売」小兵衛の家取り壊し…小林綾子“切ない”

2010年12月21日 18:16

芸能

「剣客商売」小兵衛の家取り壊し…小林綾子“切ない”
取り壊される建物の前で「剣客商売」の思い出を語る山口馬木也(左)と小林綾子
 ドラマ「剣客商売」など時代劇の撮影に使われた京都市右京区にある日本家屋の取り壊しが決まり、俳優の小林綾子と山口馬木也が21日、この建物でドラマの思い出を語る番組を収録。小林は「私にとって10年以上の歴史がある思い出の場所。この光景が見られなくなると思うと切ないです」と惜しんだ。
 「剣客商売」で藤田まこと演じる主人公・秋山小兵衛の家として使われたロケセットは約30平方メートル。ドラマ「鬼平犯科帳」や映画「最後の忠臣蔵」などでも使われたが、藤田の死去で「剣客」シリーズが終了。老朽化やテレビ時代劇制作の減少もあり、年内にも取り壊されることが決まった。
 この日収録されたのは、CSの時代劇専門チャンネルの番組「『剣客商売』を語る」(来年2月11日放送開始)。時代劇を取り巻く状況は厳しいが、小林は「(取り壊しは)悲しいけれど、藤田さんは『また頑張りなさい。今度はおまえたちがやるんだぞ』と言ってくれてるような気がします」と力強く語った。
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