岡本健一Jr 父子2代で「金八」不良生徒役
2011年02月05日 06:00
芸能
32年の歴史を誇る同作品は生徒役から数多くの人気芸能人を輩出。ジャニーズ事務所では近藤真彦(46)や「KAT―TUN」の亀梨和也(24)らが卒業生として名前を刻んでいる。親子出演は第1シリーズのつちやかおり(46)と第8シリーズの布川隼汰(18)に続く2組目で、父子の組み合わせは初めてだ。
圭人が演じるのは、今作限りで定年する金八先生が指導する“最後の問題児”。都内の中学をたらい回しにされ、金八先生の強い希望で桜中学に転入。校内暴力や授業妨害などさまざまな問題を巻き起こす中、無実の罪を着せられるが、金八先生が無事に卒業させようと奔走する。
健一は85年の作品で金八先生の目を盗んで同級生をいじめる生徒役を演じており、父子2代で金八先生の頭を悩ませることになる。
柳井満プロデューサーは圭人の起用理由について「“強さと弱さ”“大人っぽさと子供っぽさ”“残忍さと優しさ”といった相対するものを持ち合わせている感じがあり、金八と対峙(たいじ)する15歳の多感な役にぴったりだと思った」と説明する。
圭人は、男闘呼組でボーカルとギターを担当した健一の影響もあってギターを得意とし、ファンにも音楽活動のイメージが強い。演技は初挑戦となるが「ジャニーズの先輩方から代々受け継がれるこのドラマ。プレッシャーや不安に負けないように一生懸命頑張りたい」と張り切っている。