佐藤隆太「名作を汚してしまうことにならないか真剣に考えた」
2011年04月06日 08:32
芸能
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70年代から80年代の“伝説の作品”の続編ということで、「最初に『熱中時代』というタイトルを聞いた時は相当なプレッシャーはあった。名作を汚してしまうことにならないかと真剣に考えた」と佐藤。「(前作の主人公の)北野広大先生の熱い部分をちゃんと引き継ぎながら、新しい先生像を思いっきり演じることで皆さんの心に届くと信じて、思いっきりやらせてもらった。今の時代にこの作品が持つ温かさが少しでも伝わってくれたら」と熱く語った。
初めての小学校の教師役について佐藤は「子どもたちの乗った時の集中力だったり、真剣な眼差しのパワーはすごい。現場では生徒役のみんなに何度も引っ張ってもらった」。松下からも「子ども扱い方が上手で、現場でも愛されていた」と絶賛だった。
佐藤からのサプライズで、この日、試写会で集まった子どもたちと会場で即席の握手会とお見送りも行われ、予定外のサービスに大喜びだった。
ドラマは32年前と同じ小学校を舞台に、俳優水谷豊(58)が演じた北野広大の教え子である南雲大地が熱血教師となって奮闘する姿を描いたもの。78年10月~79年3月に放送された「熱中時代」は、最終回の視聴率は40・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。北海道出身の北野の独特の話し方がものまねされるなど、一大ブームとなった。