美空ひばりさんは永遠の歌姫…二十三回忌に400人集う

2011年06月24日 17:41

芸能

美空ひばりさんは永遠の歌姫…二十三回忌に400人集う
美空ひばりさんの二十三回忌法要で、墓前に集まったファンら
 故美空ひばりさんの命日の24日、横浜市港南区の唱導寺で二十三回忌法要が営まれ、ひばりさんの眠る墓前にはファン約400人が集まり“昭和の歌姫”をしのんだ。
 法要には、長男加藤和也さん(39)や後援会メンバーら約150人が参列。寺に近い港南区の日野公園墓地にある、ひばりさんの墓には午前9時ごろからファンが集まり始め、30度を超える炎天下、線香を手向けて手を合わせた。

 命日には毎年必ず訪れるという相模原市の飯山和子さん(67)は「いつもCDで歌声を聴いているから、亡くなった気がしない。歌を聴くだけで励まされるし、元気になる」と目を細めた。

 多くのひばりファンが立ち寄る港南区の喫茶店「カフェギャラリー十三番地」では24日午後、墓参を終えた十数人がマイクを握り、カラオケでヒット曲「津軽のふるさと」などを歌う姿も。

 同店オーナー中島玲子さん(72)は「ひばりさんはいつでも心の中に生きている。だから、ファンはお墓に菊の花ではなく、ひばりさんが大好きだった紫色のステージ用のお花を持っていくのよ」とほほ笑んだ。
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