ガガに6000人仰天!日本へ、奇想天外エール
2011年06月26日 06:00
芸能
1曲目は「The Edge of Glory」。クモの糸から抜け出すと、来日以来の緑のカツラを脱ぎ、金髪に変身。続いて現れた巨大クモのオブジェは、一部がピアノになっており、弾き語りで2曲目「Born this way」を歌い始めた。胸の谷間を強調したり、ビキニパンツで生脚を披露したりと、出し惜しみしないステージを繰り広げた。
この演出は日本へ向けたメッセージ。自身が考えた想像上の物語を具現化したものといい、終了後の会見では「自分の髪の毛で作られたクモの巣に絡まり苦闘する。情熱を持って闘い、解き放たれることができ、クモによって苦労を乗り越えて生まれ変わることができた。これは今の日本の状況に似ている。どんな苦境も乗り越えられるということを伝えたかった」と解説した。
会見では、黒とゴールドを基調としたド派手衣装に着替え、厚底のブーツ姿。サングラスを外すと、まぶたの上に目を描いたギャグすれすれのメーク。報道陣は戸惑ったが、ガガは目を一切開けず、まぶたの上の目を見てと言わんばかり。これも「目を閉じずに現実を見て、前を向いていこう」とのメッセージを込めたようだ。報道陣が「どうしてそんなに日本のためにしてくれるのか」と質問すると「何が悪いの?」と笑いながら切り返した。
27日からはテレビ番組の収録を中心に行い、来月1日に台湾へ向かう。この間、被災地を電撃慰問する可能性もある。