米ベテラン歌手ら脱原発訴え サンフランシスコで復興支援ライブ
2011年08月08日 16:46
芸能
MUSEは大震災後すぐにこの公演を企画。米本土では日本に近く、沿岸部に原発があるカリフォルニア州を開催地に選んだ。中心メンバーのブラウンはグループのサイトで「福島で起きたことは日本だけでなく地球全体の惨事」とし、原発に依存した生活から脱却しようと訴えた。
MUSEは1979年のスリーマイルアイランド原発事故をきっかけに結成され、不定期で活動。大規模な公演は同事故後に行って以来だという。今回は米在住のシンセサイザー奏者、喜多郎も参加した。
この日の公演で使われた電気は太陽光やバイオ燃料などの代替エネルギーで賄ったという。会場の外にはテントが並び、反核団体が署名を集めたり、環境技術を持つ会社が自社製品を紹介したりしていた。(共同)