泣きそうになっちゃった勘三郎 本格復帰「待っていたとは、ありがてえ」

2011年09月02日 17:55

芸能

 病気で療養していた歌舞伎俳優の中村勘三郎(56)が2日、大阪市天王寺区の新歌舞伎座で始まった公演「九月松竹大歌舞伎」に出演。約9カ月ぶりに歌舞伎の舞台に本格的に復帰した。
 この日の上演は夜の部のみで、勘三郎は舞踊劇「お祭り」に出演。満席の会場から「待ってました」の声が掛かると、いなせな鳶頭に扮した勘三郎が「待っていたとは、ありがてえ」と応え、客席を沸かせた。

 出演を終えた勘三郎は、ほっとした表情で「泣きそうになっちゃった。本当にお客さまから元気をいただきました」と語った。

 公演は26日まで。勘三郎は昼の部「人情噺文七元結」にも出演する。
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