玉三郎 釜石市に義援金「これからは物質よりも心の問題に」

2011年10月21日 12:49

芸能

玉三郎 釜石市に義援金「これからは物質よりも心の問題に」
チャリティー公演などで集まった義援金を、岩手県釜石市の野田武則市長(左)に手渡す歌舞伎俳優の坂東玉三郎
 歌舞伎俳優の坂東玉三郎(61)が21日、東日本大震災で被害を受けた岩手県釜石市の野田武則市長と東京都内のホテルで会い、チャリティー公演などで集めた義援金500万円を手渡した。
 玉三郎は今月、東京で公演中のため、野田市長が上京する機会に合わせて面会が実現した。

 野田市長は「被災した市民にとって、大きな励みになります」と礼を述べ、玉三郎は「これからは、物質よりも心の問題になっていくと思う。家族を亡くした方もいるが、新たな人間関係もできると思うので、前向きに生きていってほしいと思います」と語った。

 玉三郎は、6月と7月に熊本県山鹿市にある芝居小屋「八千代座」でチャリティー公演とコンサートを開催するなどして義援金を集めた。9月に宮城県庁を訪れて500万円を寄付。12月ごろには福島県にも出向いて義援金を手渡したいとしている。
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