辻井伸行さん カーネギーホールでNYデビュー 聴衆は「天才だ」
2011年11月11日 13:41
芸能
辻井さんは生まれつき目が見えず、2009年のバン・クライバーン国際ピアノコンクールでの優勝を機に国際的な注目を集めるようになった。
辻井さんはリサイタル後の記者会見で「大舞台での演奏の機会を得て感謝の気持ちでいっぱい。これはゴールでなくスタートライン。もっと上を目指し世界に羽ばたくピアニストになりたい」とリサイタル成功の感想を述べた。
2800席のホールはほぼ埋め尽くされ、辻井さんの奏でる繊細で力強い音色に聴衆は酔いしれた。
アンコール曲も3曲披露、聴衆は総立ちでたたえた。ニューヨーク在住の女性バティヤさんは「(彼は)天才だ。とてもファンタスティックだ」と感動の面持ちだった。(共同)