韓国最強の女子高生IU 来春日本デビュー
2011年11月16日 09:00
芸能
韓国国民をとりこにしたのは、「Good Day」の終盤で披露した「3段ブースター」と呼ばれる部分の歌唱。高音のままだんだんとキーを上げ、10秒以上声を張り上げる高難度のパートだが、伸びやかな歌声で歌い国民を驚かせた。バラード曲では艶っぽい声を響かせ、表現力も高い。ギターの弾き語りや洋楽カバーにも挑戦するなど、音楽的才能を次々に開花させている。
今年はペ・ヨンジュン(39)手掛けるドラマ「ドリーム・ハイ」に出演し女優としての人気も高めた。来年のドラマ主演も決定済み。CM契約10社のCM女王で、来年韓国で開催される麗水万博の広報大使も務めている。
その人気ぶりに、日本のレコード会社5社が食指を動かした。約1年にわたって争奪戦が繰り広げられた末、EMIミュージックジャパンが獲得。来春に日本語曲でデビューすることが決まった。
アイドルグループがけん引してきたK―POPブームも、ソロへの移行期に突入。来年はキム・ヒョンジュン(25)らが次々に日本デビューし、ソロブームが起こる可能性が高い。IUがその中心となることは間違いなさそうだ。
IUは「ダンスやパフォーマンスで表現するより、しっかりと自分の歌声で日本の人々に歌を伝えていきたい」と、日本でも歌唱力で勝負することを宣言。デビューに先駆け、来月14日に韓国語楽曲のミニアルバム「I□U」が発売される。