坂東玉三郎が茨城訪問 県などに500万円寄付

2011年12月04日 18:31

芸能

 歌舞伎俳優の坂東玉三郎が4日、東日本大震災で被災した茨城県北茨城市の大津漁港を訪れ、地元住民を激励した。5日には茨城県や同県笠間市の「笠間稲荷神社」に計500万円を寄付する。
 現地では、北茨城市の豊田稔市長が津波や東京電力福島第1原発事故の風評被害について説明。坂東さんは公民館で約100人の住民を前に「これから寒くなり、みなさんが大変な時期を過ごしていることを忘れてはいけないと思っています」などと話した。

 その後、漁港近くの食堂で住民らを交えて茨城の冬の味覚「あんこう鍋」を味わった。一緒に食べた漁師井上淑恵さん(57)は「宮城や福島に比べ、被災地としては目立たないのに来てくれた」とうれしそうだった。

 玉三郎は被災地激励のため9月に宮城県を訪れた。近く福島県も訪問する意向という。
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