坂東玉三郎が激励 避難住民に「応援します」

2011年12月13日 19:03

芸能

 歌舞伎俳優の坂東玉三郎が13日、福島県内の仮設住宅を訪れ、東京電力福島第1原発事故で避難生活を送る浪江町や飯舘村の住民を励ました。二本松市の小学校跡地に立つ仮設住宅の集会所では、浪江町民約40人を前に「長い時間がかかると思いますが、できる限り応援します」と話した。
 折り紙で作った人形を手渡され「(お礼は)後から送ります」と応じると、町民の間に笑い声が広がった。

 福島市松川町の工業団地敷地に立つ仮設住宅も訪れた坂東は、飯舘村の住民に「一緒に将来を生きていきましょう」と語り掛けた。

 坂東は東日本大震災の発生以降、宮城県や茨城県を訪れ、チャリティー公演で募った義援金を届けるなど被災地支援を続けている。

 飯舘村の佐藤重義さん(78)は「みんな楽しみにしていた。励ましの言葉に感動した」と話した。
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