広島県の湯崎英彦知事は24日の記者会見で、NHK大河ドラマ「平清盛」について「政治家やアントレプレナー(起業家)、ある意味で革命家としての人間の部分に評価を当てたドラマだと思う。それを一番期待している」と述べた。
ドラマの映像について兵庫県の井戸敏三知事が「真っ青な海の色が出ていない」と批判したことに対し、湯崎知事は「瀬戸内の海は青くなく、緑色、翡翠(ひすい)色だと思う。それが瀬戸内の特長で美しさなので、青じゃなくてもいい」と指摘した。海上のシーンは広島県呉市がロケ地となっている。
湯崎知事はこれまでの記者会見でも「今風のリアリズムを追求した感じの映像で良かった」などと述べ、ドラマを評価している。