左手薬指の指輪“披露”も…赤西　結婚話スルー連発

　女優の黒木メイサ（２３）と２日に結婚した歌手の赤西仁（２７）が１３日（現地時間１２日）、米ロサンゼルスで開かれた米最大の音楽祭「第５４回グラミー賞」授賞式のテレビ中継にゲスト出演した。左手薬指に輝く金色の指輪を“お披露目”。その一方で、結婚や黒木の妊娠に関する質問はかわした。式典では、急死した米歌手ホイットニー・ヒューストンさん（享年４８）の追悼コーナーが設けられた。 　赤西はＷＯＷＯＷのテレビ中継のゲストコメンテーターとして出演。式典の終盤に黒いスーツ姿でスタジオに登場すると、司会のジョン・カビラ（５３）から「ハッピーハッピー！コングラチュレーション！」と祝福を受けた。

　赤西は「ありがとうございます」と照れ笑い。自ら触れることはなかったが、左手薬指には黒木とおそろいの指輪が輝いていた。公の場で“初披露”した太めの金色のリングを、その後も外すことなく出演を続けた。

　一方で、公式発表されていない黒木の妊娠に関する質問は丁寧にかわした。来月７日発売のアルバム「ＪＡＰＯＮＩＣＡＮＡ」について、作品への思い入れからか「娘みたいな（作品）」と表現。ここは突っ込みどころと言わんばかりに、カビラが「ドキッとしましたけど、（性別は）まだ分からないですよね？」と勝負に出たが、赤西は顔色を変えずに次の話題へ。さらに「（アルバムは）可愛い作品」と話すと、カビラはやきもきしながら「違うニュアンスでも“可愛い作品”がね～。つい話を振りたくなっちゃう」と切り返し。赤西は「アハハ」と笑うのみで話題をスルーした。

　また「新居はどこに？」と聞かれると「新居ですか？」と一瞬驚いたものの、「新居」という言葉を「ベース（拠点）」に言い換える余裕っぷり。「（日米を）行ったり来たりできれば一番良いかなと」と答え、大人の対応でカビラをＫＯした。

　開式前のレッドカーペットに立った際は「緊張しますね」と言いながら、「ヒップホップが好きなので、（ラッパーの）リル・ウェインのパフォーマンスが楽しみです」と大興奮。自身も全米での活躍を志しているだけに、「ここに立てる日が来ればうれしいですね」と夢を描いた。