忽那汐里 壇上で頭“真っ白”も…きりり「人生経験積みたい」
2012年02月14日 06:00
芸能
【新人賞】薄いピンク色のワンピースに身を包んだ忽那。真っ暗なステージで照明を一身に浴びると、その体がポツンと浮かび上がった。
ブロンズ像を受け取っても、いつものキュートな笑顔はなし。「心からうれしく思います」と硬い表情であいさつし「マイ・バック・ページは、憧れだった山下敦弘監督の現場で、毎日、緊張感を持ちながらお芝居をしていました。監督をはじめスタッフの方に、凄く勉強をさせていただいた。皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」と一気に話した。
表彰式後のインタビューでは「あいさつは事前に考えてきたんですけど、ステージに立ったら分からなくなってしまいました」と壇上で頭の中が“真っ白”になってしまったことを告白。日本テレビの連続ドラマ「家政婦のミタ」など話題作に相次いで出演し、今最も勢いのある女優の初々しい姿になった。
今後については「今まで学生役が多かったので、何かの職業に就いた役をやれたら。いろんな人生経験を積んでいきたい」と抱負。染谷とともに新人賞の副賞として、ANA(全日空)のビジネスクラス往復券(東京―中国の任意路線)もプレゼントされた忽那。さらに飛躍していく姿が期待できそうだ。